【レビュー】Anker PowerCore Ⅲ 大容量モバイルバッテリー19200mAh

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開梱直後のAnker PowerCore Ⅲ モバイルバッテリー

こんにちは。

今日は職場で出張先でとても役立つモバイルバッテリーについてご紹介です。

主に出張先での利用を想定しているのですが、以前から

ノートパソコンも充電したい

と思ってました。

ただ、購入にあたりモバイルバッテリーの見方がわからなかったため、色々と調べてみました。

購入の経緯

ノートパソコンを持参しての会議

元々、出張先やお客様先でノートPCを打合せ使う機会がしばしばありました。

打合せは会議室でよく行うのですが、その場合多くはコンセントが壁(遠く)にあり、電源確保のために持ち運び(収納)しやすい延長タップがほしいと思っていました。

が、そんな中、

モバイルバッテリーでノートPCを充電できれば延長タップいらなくね?

と思いつき、モバイルバッテリーを探し始めました。

Anker PowerCore Ⅲ 大容量バッテリー 19200mAh の 特徴

参考までに製品の仕様を以下に記載します

Anker PowerCore Ⅲ モバイルバッテリー 製品仕様
▲製品説明書より

仕様を見てもいまいちピンとこない。。。

ピンと来ない私は何を基準にすればよいか調べてみました。

大容量 19,200mAh / 71.04Wh

暗闇に轟く雷

バッテリーの容量(ためられる電気の量)を表します。

大きいほど電気を多く蓄えられる=充電回数が増えますが、バッテリーの価格や重さにも比例します。

ですので、一日でどのくらい充電ができればよいかを基準に探すといいです。

ただ、バッテリーを使う際は一般的に変換ロスが生じるため60~80%程度しか使えません。

仮に70%とした場合、容量×70%となり実質 13,440mAh / 49.72Wh が使えることになります。

ちなみに、私の持っているスマートフォンはバッテリー容量 3,000mAh、ノートPCは50Wh程度でしたので、ここから、おおまか~にザックリ~と計算すると

 スマートフォンの充電回数は 4.48回(13,440mAh ÷ 3,000mAh)

 ノートパソコンの充電回数は 0.99回(49.72Wh ÷ 50Wh)

となりました(※ 実際は変換ロスをはじめ色々条件により変動します)

ノートPC自体も数時間はバッテリが持つので、1回充電できれば十分と判断しました

電力 60W

電源をコンセントから自分で確保する豆電球

電力(W) = 電圧(V) × 電流(A) で計算されます。

ノートPC純正のACアダプタは65Wの記載でした。

ノートPCも充電したいとなると必然的に60Wの電力は必要となります。

ちなみに、スマートフォンの充電器は20Wが多いです。

スマートフォンやタブレットは電圧5Vがほとんどなので、20Wの充電器を使うと電流4Aとなります。

60Wの電力だと電流12Aとなりますので、流れる電流が大きい=充電が早いということになります。

なお、Anker PowerCore Ⅲ モバイルバッテリー は USB-Cポート×1・USB-Aポート×2です。

3つ同時に使った場合、合計最大60W出力での充電となるようです。

USB PD(Power Delivery)

USB Type-Cコネクタの先端

USB PD は USB Type-Cコネクタに対応した大容量の給電規格です。

従来の USBポート は最大でもわずか7.5Wと、ノートPCを充電できる電力はありませんでした。

それが、USB PD3.0 では最大100Wとなりました。

ノートPCに給電できるほどの桁違いの給電能力を備えたのが USB PD なのです。

さらに対象機器の増加に伴い、低価格化も進んでいるようです。

ACアダプターは製品により形状が様々で、比較的大きく、かさばる傾向があります。

一方で USB PD は規格が統一されており、比較的小さいです。

今後も USB PD 対応の製品が続々発売されてくると思いますが、USB PD 対応の充電器1つだけあれば、どんな家電・ガジェット類も充電できるという未来もそう遠くないのかもしれません。

ACアダプター、いままでありがとう

その他の備忘録いろいろ

床に置かれているスケッチブックと鉛筆

PowerIQ 3.0(Gen2)

これはメーカーである Anker の独自技術のようです。

簡単に言うと、接続している機器を判別して、その機器に対応している最大スピードで充電してくれる技術。。。というものののようです。

PSEマーク

PSEマークは安全性が保障されているマークです。

中古品など少し古いとPSEマークが無かったりする場合もあります。

が、それらは安全性が保障されておらず、発火などの現象を引き起こす可能性もあり得ます。

必ず、安全性が保障されているPSEマークが付いているものを購入しましょう。

重量は約422グラム

350g缶よりは重量がありますので、決して軽くはありません。

バッグに入れて持ち歩く分には問題ありませんが、ポケットに入れて持ち歩くには厳しいでしょう。

付属品

モバイルバッテリー付属のケーブル2本

モバイルバッテリー本体以外の付属品は「タイプA、タイプCケーブル」です。

早速本体を充電しようとした私ですが、ふと気づいてしまいました。

じゅ、充電器がないんだな。。。

幸いにもiPhoneの充電器で充電できました。

ただ、20Wの充電でしたので時間がかかってしまいます。

就寝時に充電する人はいいですが、急速充電したい人は別途購入を検討する必要もありそうです。

私はノートPCのACアダプタの代替品にもなれる、Ankerの急速充電器を購入しました。

まとめ

外でノートPCを充電したいがために色々調べて自分の納得のいく買い物ができました。

あなたも一度、「容量」「電力」「USB PD」などに着目して商品を探してみてはいかがでしょうか。

きっと探し始めると欲しくなってしまうことでしょう(笑)

それでは、快適なノートPCライフを!!

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